企業様へ
日本貿易実務検定協会®が実施する通関ビジネス実務検定™にご関心を寄せていただきまして、ありがとうございます。
「通関」とは、海外から日本に到着した貨物または日本から海外へ送り出す貨物を税関に通すことです。そして、この「通関手続き」を独占的に行っているのは「通関士」です。通関士を一定数置いた通関業者でなければ通関業務を行うことはできないため、通常、貿易会社等は通関業務を通関業者に代行してもらうことで貨物を輸入・輸出します。
それでは、通関業務や法令関係のことはすべて通関士に任せていればよいのでしょうか。実はそのようなことはなく、通関に携わる各人が通関関連知識についてある程度知っておく必要があります。なぜなら、通関関連知識について知っておくことには以下のようなメリットがあるからです。
- 通関手続き等の法律に関する業務でブラックボックスを残すということは、リスクマネジメント上避けるべきです。通関業務を他者に依頼している方々にとって、通関を担当する業者の言いなりになってしまうことなく主体的に業務を行えるようになることは、自分たちの業務の実態を把握する上で非常に役立ちます。
- 法律知識や関連業務を体系立てて学ぶことは、現場や実務で培われてきた勘や経験だけに頼るのではなく、コンプライアンスに基づいて業務を行えるようになることにもつながります。
通関ビジネス実務検定™では、細かな条文理解や複雑な計算は求められません。基礎レベルの通関関連法務及び通関実務の知識と、通関業務に関係する周辺知識が出題されます。
ですので、「通関」に関する基礎知識を学び、その上で周辺知識にまで興味・関心を拡大していくというふうに、教養の幅を広げるような意識で学習を楽しんでいただければと思います。
- 従業員一人ひとりのスキルアップのため。
- 会社全体のコンプライアンス向上のため。
- 会社を通しての通関士育成の第一歩として。
- 通関及び貿易について学ぶ研修の一環として。
通関ビジネス実務検定™は通関や貿易に関わる皆様にとって、様々なシーンでお役立ていただけますので、是非、チャレンジしてみてください。
通関ビジネス実務検定™の企業向け利用について、ご質問等がございましたら、お気軽に日本貿易実務検定協会®までお問い合わせください。
日本貿易実務検定協会® 通関ビジネス実務検定™運営事務局
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